「今日、仕事に行きたくない」その気持ちは間違っていません
朝起きて、制服を目の前にしたとき。ふと「今日は、もう無理…」って感じたこと、ありませんか?
疲れているわけじゃない。
熱があるわけでもない。
でも、どうしても心と身体が動かない。それって決して“怠け”や“甘え”じゃないんです。
私もかつて、ナースステーションのドアを開けるだけで動悸がしたことがあります。
自分でも理由が分からないまま、ドクン…ドクン…と胸が鼓動を打ち、緊張感と「仕事したくない」気持ちを強く感じる朝が何度もありました。
——それでも、「頑張らなきゃ」と思ってしまうのが、真面目で責任感のある看護師という仕事なんだと、後で知ることになったのです。
この記事では、「仕事に行きたくない」と感じる看護師さんに向けて、気持ちを整理するヒントや、今すぐできる対処法、そして“相談する勇気”についてお伝えしたいと思います。
まずは、今の自分の気持ちを否定しないことから、始めてみましょう。
なぜ看護師は“仕事に行きたくない”と感じやすいのか
看護師として働いていると、「もう行きたくない…」と感じる日があるのも無理はありません。
それだけ激務と責任を抱えた職業だからです。例えば、以下のようなこと…
① 命を預かる責任の重さ
「ミスが許されない」「いつも緊張している」——
そんな毎日が続けば、心が疲れて当然です。
② 人間関係のストレス
先輩・後輩との関係、医師とのやり取り、患者さんやご家族との対応…。人と関わる密度が非常に高い職場だからこそ、消耗するのも早いのです。
③ 感情のコントロールを強いられる
つらいことがあっても、泣きたい日があっても、「笑顔でいなきゃ」「しっかりしなきゃ」と感情を抑え続けていませんか?
気付かないうちに、心の容量が限界に達してしまっていることもあります。
④ 休んではいけないという空気
人手不足が慢性化している病棟では、「体調が悪くても出勤」「有給が取りづらい」そんな環境が当たり前になってしまっていることも。
でも、あなたの身体や心のSOSは、我慢するべきものではありません。まずは、その「行きたくない」という気持ちの根っこにあるものに、目を向けてみましょう。
それって甘え?それとも限界?心のサインを見逃さないで
「行きたくないなんて、私が弱いだけかも…」
「こんなことで休みたいなんて、甘えてるだけ?」
そんなふうに、自分を責めていませんか?
でも本当は、その“違和感”こそが、大切な心のサインなんです。
✅ 甘えではなく「正常な危機察知能力」かもしれません
「仕事に行きたくない」という感情は、あなたの心と身体がこれ以上無理をしないように知らせてくれている、自然な自己防衛反応。
それを「我慢してやり過ごす」ことが美徳のように思われがちですが、それを繰り返すうちに、うつ状態やバーンアウトに陥る看護師は少なくありません。
✅ 以下のようなサインが出ていたら要注意
- 仕事のことを考えると動悸や吐き気がする
- 朝になると涙が出る
- 休日も心が休まらない
- 寝ても疲れが取れない・眠れない
- 「消えてしまいたい」と思う瞬間がある
これらは、“ただの気分の落ち込み”ではなく、危険信号です。
自分の気持ちを「そんなの気のせい」と押し込めず、
少し立ち止まって、自分の心に耳を傾けてみてください。
辞めなくてもいい。でも、今のまま無理しなくてもいい
「このまま働き続けるのはつらい。でも、辞めるのは怖い」そんなふうに、気持ちが揺れているかもしれません。
大丈夫。
今すぐ辞めなくてもいいんです。
でも、今のまま、何も変えずに我慢し続ける必要もありません。
✅ 選択肢は“辞める”か“続ける”だけではない
実は、今の職場を離れる以外にもたくさんの選択肢があります。
- 夜勤なしの職場に異動する
- 常勤からパートへ切り替える
- 休職制度を利用して一旦休む
- 小規模クリニックや施設系に転職する
看護師としてのキャリアは、1つの職場だけで完結する必要はありません。あなたの心と身体が壊れてしまってからでは、取り返しがつかなくなってしまいます。
✅ 迷っているうちは「誰かに相談する」だけでもいい
「辞めるって決めてないし…」「転職するかも分からないし…」
そんな状態でも、一度“話すだけ”で気持ちが整理されることがあります。
たとえば、一部の無料転職サポートでは、今すぐ転職しなくても、今の働き方に悩んでいる段階から相談が可能です。
「辞めるかどうか」よりも、「自分の気持ちに正直になること」から始めてみませんか?
ひとりで抱えずに、話してみませんか?
「仕事に行きたくない」
この気持ちは、誰にでも起こり得る、心からのSOSです。
でもそれをひとりで抱え込んで、無理に笑って働き続けている看護師さんが、あまりにも多いのが現実です。
——あなたは、どうですか?
毎日を少しでも穏やかに、自分らしく働くためには、「助けを求めること」も、立派な選択です。
一部の転職サポートでは、今すぐ転職するか迷っている段階でも相談ができます。
「今の職場でこのまま続けるべきか…」
「辞めたら後悔しないか…」
そんな悩みに寄り添って、一緒に考えてくれるプロのアドバイザーがいます。
※当記事は看護師の体験やよくある悩みをもとに構成されたフィクションです。